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イリヤとプールサイド

潮.

軽やかながらも気だるいリズム隊とボーカルがメロウなシンセに滲む静かなバンドサウンド。煌びやかなギターも歌を飾り付けるように丁寧に空間に配置されており、チル的な要素と邦ロック的な曲想が美しく調和したロックナンバー。

月面旅行

millestraw

ループするイントロからヨナ抜きメロディーの歌メロへ。素朴な歌声の可愛らしさが、丁寧に空間を彩る各種アンビエントなサウンドに交じりこみ、童話的な雰囲気を作り出している。コロコロと変わる展開からあっさりと元のフレーズに戻り、まるで何でもなかったかのような切ない余韻が残る。

じょうずなわらいかた

カラー

曲全体に散りばめられたバラエティー豊かなSEは一聴するとカラフルにも思えるが、むしろあまりにもあっさりしたサウンドが対比されて虚無感を覚えるほど退廃的。隙間だらけで機械的なリズムは初音ミクの味気ないボーカルと合わせて、延々と聴ける耳馴染みの良い不気味さがある。

"There will be Shit"

nunsstor

ビートルズ~ELO等を思わせるブリティッシュなオーケストラサウンドをバックにがなり立てるボーカル。神秘的な響きの中で畳みかけるように大暴れするその様は畏怖を覚えるほどに迫力がある。機械的に正確なビートと合わせて、人ではないからこその違和感が快感を生み出す曲。

睡蓮

日傘綸

ビシッと揃ったキメのリズムを延々と繰り返すことで独特のグルーヴを作り出す。タイトにまとまりつつも、ストリングスの音が独特のレトロなイメージと抒情を醸し出しており聴き浸れる。これらの要素や起伏の乏しさが、むしろ癖になる酩酊感を生み出すことで抜群のパーソナリティーを獲得した奇曲。

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