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ジャック

bandwagon dig it(はっぴんきー△,麦芽オーケストラ)

晴れた休日の昼に開ける缶ビールのプルタブの音みたいな特別な爽快さ。この方の作り出す音色に、額に汗して稼ぎ掴み取った対価で購う自由と誇らしさを感じる。日々営々と日常的ハードボイルド。

泡沫エフェメラル

「誰」

キラキラと澄んだ音と声とで綴る、爽やかで切ない再生と救済の物語。少年が優しい幽霊に見守られながら成長し歩き出すローファンタジーとして聴くこともできる歌詞なので、脳内ロードショウも満喫できます。

M O O N

oru

少年の声で歌われる、深い夜と愛のR&B。調声の完成度によりいとけなくも生々しい少年の声で表現された色気は、危うさや罪深ささえ感じさせる。声質と表現とに大きなギャップがあっても使用者の技量次第で人間の声帯を直接使うよりも比較的容易に実現できることも、歌声合成の魅力の一つだと思う。

春彩

さけ(みどり)

彩度を落とした音で描く現在によって鮮やかに強調される記憶の中の季節と「君」の鮮やかさ。音と言葉による文学の一つの形。文体としての音色、声質の選択の妙。

いつもうまくいくよ

そう

この方の作品を聴くとき、ただ漠然と「うた」という言葉を思い浮かべたときに私の頭の中で瞬く概念を現実に音に置き換えたようだと毎回思う。歌声合成という技術(そして通称デフォ子というある種もっともUTAUらしい音源)を用いて、こんなにもあたたかく柔らかく人に寄り添う「うた」を表現できるのだという感動。それを忘れてただ優しさに包まれる喜び。

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